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法人活用×事業承継対策

ご相談内容

新宿区内で賃貸ビルを複数所有されているご家族より、相続・事業承継についてご相談をいただきました。

ご相談者様は70代の法人オーナーで、個人・法人双方に不動産を所有しており、以下のような不安を抱えておられました。

  • 将来の相続税負担
  • 法人株式の承継
  • 後継者への事業引継ぎ
  • 認知症による経営リスク
  • 共有不動産化による将来トラブル

また、不動産管理法人の役割や、個人所有と法人所有の整理が十分できておらず、「今後どのように承継していくべきか分からない」という状況でした。

問題点

今回のケースでは、主に以下の課題がありました。

  • 個人資産と法人資産が混在している
  • 自社株評価が高額になる可能性
  • 不動産の共有相続リスク
  • 後継者への経営承継準備不足
  • 認知症発症時の意思決定リスク

特に、賃貸ビルを複数所有している場合、相続発生後に「売却したい相続人」と「保有したい相続人」で意見が分かれ、長期的な争族につながるケースも少なくありません。

ご提案した内容

① 法人と個人資産の整理

不動産の所有状況や収支を整理し、将来的な承継を見据えた法人活用をご提案しました。必要に応じて以下の対策を検討し、将来的な相続税・所得税・承継リスクの軽減を図りました。

  • 建物の法人移転
  • 管理法人の活用
  • 家賃収入の分散
  • 役員構成の見直し

② 自社株・事業承継対策

法人株式については、現状の株価評価を確認したうえで、生前贈与・持株割合の整理・後継者への段階的承継などを検討。将来の株価上昇リスクも見据えながら、長期的な事業承継プランを作成しました。

③ 家族会議と遺言対策

ご家族全体で将来の方向性を共有するため、家族会議を実施し、以下を整理しました。

  • 誰が事業を承継するのか
  • 不動産を誰が管理するのか
  • 納税資金をどう準備するのか

遺言書や生前対策の方向性を明確化しました。

結果

今回の対策により、以下を進めることができました。

  • 将来の相続税リスクの可視化
  • 事業承継の方向性整理
  • 法人活用による資産管理体制の整備
  • 家族間の認識共有

また、「何から始めればいいか分からない」という状態から、具体的な行動計画まで整理できたことで、ご家族にも大きな安心感を持っていただくことができました。

この事例から分かること

賃貸ビルや法人を所有されている場合、相続対策は単なる「節税」だけではありません。

法人・自社株・不動産・家族関係・後継者問題を総合的に整理しながら、長期的な視点で承継設計を行うことが重要です。

新宿・千代田相続相談センターでは、税理士・司法書士・弁護士など各専門家と連携しながら、不動産オーナー様・法人オーナー様向けの相続・事業承継対策をご提案しております。

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